諸説あるが、元は「九星術」「陰陽五行説」「十二支」を組み合わせて作られた「気学」が現代に残ったものと考えられている。
生年月日より、まずは九星(下図参照)に分類し、それぞれの五行(木・火・土・金・水)や方位(東西南北)、更には十二支・八卦などを割り当てて、その相性などを占うもの。
よく吉方位とか凶方位とか言われるものは、この「九星気学」で占っているものがほとんどである。
方位は「風水」で占うものでもあるが、東洋の占い術は基本的な考えが共通しているものが多い。その為、占いの種類を厳密に分けることは難しくもある。
九星気学という呼び名こそ一般の方には耳慣れない単語かも知れないが、日本の占いの世界では最もポピュラーな占いのひとつであろう。