手相の考え方
手相とは?
- 文字通り、手の平に刻まれた皺を読み占うものである。
この手相は、
指先の指紋と同じように、他に同じ模様が存在しないと言われている。
一見、何気ない手の平の筋のようにも見えるが、
そこには宇宙空間のような壮大さも秘めているのである。
それ故、
ひとくちに「手相」と言っても様々な解釈や流派がある。
結婚線の長さや位置にしても、
相談者の手の大きさや形は正に千差万別なので、
占者の経験、すなわちどの位経験を積んだ占い師なのかが、
その鑑定結果の違いとなって現れてくる。
手相は一般的に東洋の占いと思われ勝ちだが、
洋の東西を問わず、世界中で幅広く行われている占いの一種でもある。
特に英語圏では"palmistry"と呼ばれ、
一般市民の中にも広く浸透している占法である。
読み方も東洋でも西洋でも共通項が多い。
手相の基本三線と呼ばれる「生命線・知能線・感情線」の位置も同じである。
更に金運や結婚運を占う線も共通しているようだ。
手相には生年月日は必要?
- さて、
手相や人相での特徴的なことは、
占う際に、基本的には、その人の生年月日を必要としないことである。
他の占いおいては、
生年月日や産まれた場所などの情報は必要不可欠な場合が多い。
別の言い方をすれば、
「おぎゃぁ」と産まれたときに、
その人の運命が定まっていると言うことになる。
しかし手相の場合、
産まれたばかりの新生児には、
上記に記した"基本三線"以外の手相がほぼな無く、
その後、年齢と共に手相も変化するので、
あえて理論的に考えるのなら、
その人自身の運命は、手相と共に変わってゆくこととなる。
この辺りの考え方が、
手相・人相の面白くもあり、
また、不可思議な部分でもあると言えよう。
それ故、
手相には様々な流派や考え方が多岐にわたるのも興味深い点である。
占う側としては、
同じ様な手相でも、その人その人に特徴があり、
手の皺以外の要素(手の厚さ・指の長短・手の平のバランス等)からも
非鑑定者の状態を伺い知ることが出来、
それ故、占者のリーディング能力を問われる難しい占法のひとつとも言えよう。
逆に占われる側としては、
流派の違いや、占い師の技量を測る格好の占いとも言える。
【手相占いの楽しみ方!?】
これは余談であるが、
名古屋にもいろいろな占い所があり、
手相を使える占い師も、また多い。
こう言った状況を踏まえて、
手相を占える占者が複数居る占い館では、
占い師を変えて、何度か占ってもらうのも面白い方法だと言えよう。
それか、別々の占い所へ行き、
同じ内容を占ってもらうのも、これまた一興ではなかろうか。