タロットの歴史
18世紀以前
- タロットカードはギャンブル用のゲームカードとして発明された。
特にイタリアのミラノでは宮廷貴族のゲーム用カードとして流行する。
当時、広まっていたタロットのベースになっている物がマルセイユ版タロットであった。
絵柄の中には、キリスト教的寓意表現やルネサンスでの神秘思想なども織り込まれている。
18世紀
- その後タロットは、イタリアからフランスに渡り、18世紀にパリの【クール・ド・ジェブラン】という考古学者によって、学術的な意味合いを付加されることとなる。
その当時、古代の英知を再発見しようという動きから、タロットカードも各方面から注目される形となり、タロットの起源が神秘化される様になった。
19世紀後半
- 19世紀末、イギリスで【黄金の夜明け】という魔術結社が設立される。 そこで、更にユダヤ教カバラ、錬金術などから影響も受け、カードに、より深い意味や解釈を加えられる事となる。
その後、現代でもっとも使われているカードを【アーサー・エドワード・ウェイト】が作成し、世に発表する。
この世界で最も多く使われている占い用のタロットカードが有名なウェイト版タロットである。
20世紀に掛けて
- ウェイト版が世に広まってから、日本での使い手はまだ少ないが、魔術師【アレイスター・クロウリー】が考案したトートタロットも、タロットの新種として生まれることとなる。
20世紀以降から現代まで
- タロットカードが占いの道具やオカルト的な儀式には、必要不可欠な存在となってゆく。
占いの世界で言えば、「タロット占い」が世界で一番ポピュラーな占法と言えるだろう。
それ故に、ウェイト版以外にも様々な図柄のタロットが登場することになる。
有名な作品として、ヒンズー教をモチーフとしたタロットや浮世絵柄のタロット、サルバドール・ダリがデザインした巨大タロットなども存在している。
しかしながら、現在よく使用されている様々な種類のタロットは、上記のウェイト版がベースとなって、図柄等をアレンジされている事が多い。
タロットカード78枚の意味
現在、占いの世界で多く使われている「ウェイト版タロット」は、全部で78枚の種類があります。
カード78枚の内訳は、22枚の大アルカナと56枚の小アルカナとなっております。
当「占の城 千夜物語」の所属占い師は、全員が78枚すべてのカードを使用出来る正統派のタロット占いです。
タロットによる、より正確な占いをご希望の方には、 78枚すべてのカードを使用出来る占い師に依頼すべきだと当店は考えております。