宿曜占星術とは?
宿曜占星術は空海が中国から伝えた経典「宿曜経」をもとにした占星術で、発祥の地はインドです。
日本ではかつて、月の運行を基本にして作られた旧暦が使用されてきました。
月の運行は、人間の生理、生老病死など体に関することや、
習慣や社会的事件など、世の中全体に大変大きな影響を及ぼしています。
宿陽占星術は月の運行をベースに編み出されています。
月の運行する軌道を28区分したものを「宿」と呼びます。
「開運暦」などに用いるその日の運勢などは「28宿」を用いますが、
個人の命運や日の吉凶などには「27宿」を用います。
宿曜ホロスコープは一番外側に十二宮と呼ばれる星座があります。
二番目の層は月の軌道を27等分した「27宿」です。
3番目の層は「三・九の法」による「秘宿」とよばれるものです。
「三・九の秘法」では、あらゆる人との対人関係、相性が判別できます。
自分の本命宿を知ることにより、自己分析をすることができます。
さらに、自分と関わる人たちとの相性も細かく知ることが出来るので、
人間社会を生き抜く上での大きな武器となることでしょう。
27宿の種類 | ||||||||
昴宿 | 畢宿 | 觜宿 | 参宿 | 井宿 | 鬼宿 | 柳宿 | 星宿 | 張宿 |
翼宿 | 軫宿 | 角宿 | 亢宿 | 氐宿 | 房宿 | 心宿 | 尾宿 | 箕宿 |
斗宿 | 女宿 | 虚宿 | 危宿 | 室宿 | 壁宿 | 奎宿 | 婁宿 | 胃宿 |
「27宿」のどれか一つが、それぞれの人間の一生についてまわり、その人の未来や環境を暗示していきます。